投稿日:2022年1月19日
MacBookProの14インチにするか16インチ、実は違いはサイズだけじゃないことに注意しましょう。 自分が調べた中で気になった2つのモデルの違いについて詳しく解説します。
記事の内容は動画でも公開しています。
この点はかなり重要な違いなのですが、『14インチも16インチも今までと同じType-Cの充電ケーブル、または新しい規格であるMagSafe3ケーブルでの充電が可能である』と勘違いしている方がいます。
実は16インチのMacBook Proは、その消費電力の高さから140Wでの給電が必要になっています(14インチの方は67Wまたは96W)。しかし、今までのUSB Type-Cケーブルの最大供給電力は100Wなのです。
USB Type-Cでちゃんと給電する場合には、受給電能力を240Wまで大幅に高めた「USB PD EPR(Extended Power Range)」という拡張が施されたType-Cケーブルが必要になります。
残念ながら現在(2022年1月19日)この「USB PD EPR(Extended Power Range)」は、一般に流通していないので
16インチのMacBook ProはMagSafe3での給電しかできない。
と言ってしまっていいでしょう。
ただし、「USB PD EPR(Extended Power Range)」が一般に流通するのにも、そう時間はかからないのではないでしょうか?
16インチを購入した方は気長に待ちましょう。
16インチのほうがより長く稼働します。
14インチ:ビデオ再生でおよそ17時間
16インチ:ビデオ再生でおよそ21時間
しかし、14インチの17時間もかなり長い方なので、気になる違いではないでしょう。
ここについては深く説明する必要はないと思いますが、製品を購入する際に選べるカスタマイズ内容が微妙に違います。
しかし、16インチの最大スペックのカスタマイズが必要になることはほとんどないため、この点については違いはほぼ無しと言ってしまっていいのではないでしょうか?
やはり充電ケーブルをそのまま利用できるかどうかの違いは大きいですね。