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【初心者チュートリアル】Django2でブログ作成(Part2)〜アプリケーションを作成〜

web開発 python3 Django python Djangoチュートリアル

投稿日:2019年11月5日

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Djangoは簡単にWebアプリケーションを作成できるフレームワークです。この記事は初心者の方向けのDjangoチュートリアルです。

アプリケーションの作成

Djangoにおけるアプリケーション(application)とは

Djangoではサイトに実装する機能をアプリケーション(application)という単位で区切って実装していきます。DjangoではWebサイトを作る時、『プロジェクト(project)に必要な機能のアプリケーション(application)をインストールしていく』という考えで作成していきます。よくあるブログサイト(例えばこのサイトの様な)の場合、ブログ機能、お問い合わせ機能、管理者機能、のようにアプリケーションを分けたりします。

アプリケーションは実際にはいくつかのファイル(urls.py、models.py、views.py、...)を含んだディレクトリになるのですが、このディレクトリはmanage.pyを使って簡単に作成することができます。

では実際に作ってみましょう。

アプリケーションの作成

manage.pyを使ったアプリケーションの作成は以下の様な公文で作成できます。

アプリケーションの作成方法
$ python manage.py startapp {アプリケーション名}

それではブログ機能のアプリケーションを作成します。わかりやすく名前はblogという名前で作成してみましょう。

ターミナル
$ python manage.py startapp blog

コマンドによって自動で必要なファイル群が入ったblogという名前のディレクトリが作成されます。blogディレクトリの中身は下の様になっているはずです。

blogディレクトリの中身
blog
├── __init__.py
├── admin.py
├── apps.py
├── migrations
│   └── __init__.py
├── models.py
├── tests.py
└── views.py

作成された各ファイルの説明

  • __init__.py : 空のファイル
  • admin.py : このファイルでmodelを登録することで、Djangoの管理サイトでそのmodelのデータベースを管理できる。
  • apps.py : アプリケーションの設定ファイル。デフォルトではプロジェクトにアプリケーションを登録する際指定する名前が書かれている。
  • migrations : migrationファイルが格納されるディレクトリ。migrationファイルはmodels.pyの変更とデータベースを同期させるためのファイル。
  • models.py : Objectでデータベースの構造を定義するファイル。MVCM(model)にあたる。デフォルトでは空のファイル。
  • tests.py : アプリケーションを自動テストするためのファイル。必ず必要なファイルではないし、必ずしもtests.pyである必要もない。
  • views.py : リクエストとレスポンスを受け取って返すまでの処理を記述する部分。主なアプリケーションのロジックはここに記述することになる。MVCC(Controller)にあたる。

さいごに

まとめ

  • Djangoではアプリケーション単位で機能を作成しながらWebサイトを作っていく
  • アプリケーションの作成はコマンドpython manage.py startapp {アプリケーション名}で行う。
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