投稿日:2019年10月14日
wagtailはDjangoベースのブログCMSです。特に何も設定をしていない場合、アップロード制限は10MBです。この記事ではその制限を外す各種方法について解説します。
wagtailはDjangoベースのブログCMSです。特に何も設定をしていない場合、アップロードする画像のサイズに制限がかかるはずです。この制限はWagtailやnginxにより設定されています。この記事ではその制限を外す各種方法について解説します。
※Webサイトを作る際、各ページはおおよそ2MB以内に抑えることが推奨されます(絶対ではなくあくまで推奨です)。画像のサイズを小さくすることが可能である場合にはまずそちらを考慮してみましょう。
wagtailはアプリケーション側でアップロードサイズの制限が設定されています。この値は設定ファイルでWAGTAILIMAGES_MAX_UPLOAD_SIZEというキーで設定できます。デフォルトの設定は10MBになっています。
設定ファイルの末尾でこのキーで値を上書きすれば好きな値に設定できます。設定する値はバイト単位なので30MBに設定する場合には30 * 1024 * 1024になります。
[...]
WAGTAILIMAGES_MAX_UPLOAD_SIZE = 20 * 1024 * 1024 # i.e. 20MB
nginxを使用している場合でもアップロードのサイズの設定をしていないと最大アップロードサイズはデフォルトで20MBになっています。この値はclient_max_body_sizeで設定できます。設定したsereverディレクティブないで設定しましょう。
http{
[...]
server {
[....]
client_max_body_size 30MB; # 最大30MB
[...]
}
}
アップロードできる容量は適切に設定しないと、思わず大きな画像を入れたページを作ってしまった!!なんてことになりかねないですね。容量の制限には十分気をつけましょう。
wagtailってwordpressみたいなもん?